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国際離婚

【離婚】

アメリカ人同士の離婚率は約50%といわれている。
女性が自立しているアメリカでは
女性たちが生活の為に我慢をしないので
当然のことかもしれない。

それに子ども連れの再婚も
アメリカではハードルも高くない。

日本では考えられない数字だけど、
日本での家庭内離婚率が
実際の離婚率よりも高いことは
想像できるけど。

シングル・ペアレント(片親)の多いアメリカでは
州によっても多少違うけど片親に対するサポートが
充実していると感心した。

CA時代の友達は離婚して子どもと二人暮らしだけど
立派に4年生大学に通い毎日勉学に励んでいた。

彼女なりに大変な事も多いけどこうして大学に通い、
収入が安定していなくても
将来きちんとした職につく準備が出来る。

彼女の場合は大学の授業料は
もちろん全額支給で、
その他本代以外にも一学期につき何千ドルか
生活サポートの為のお金も補助されていた。

いわば“無料”で勉学に励む事が出来る。

個人の理由で収入がなくても
学費を全額サポートをするアメリカの大学。
すごいです。



日本ではまだ壁もある子ども連れの再婚。

アメリカで離婚した女性が再婚する事は
未婚の女性と比べても特に難しい事でもないらしい。

実際に周りを見ても確かにそうだと思う。

アメリカでは好きになった相手が離婚経験者だったり、
子どもがいたりする事は別に驚く様な事でもなく、

”僕の彼女の息子はねー”
という会話も自然に耳に入る。

”へぇー彼女に子どもがいるの?”
なんて驚く事もない。

子持ちの彼女と結婚すれば
その連れ子に対して自分が父親になるという
感覚は日本とは少し違うと思う。

離婚しても子どもの親はあくまでも
血のつながった父親や母親が親というスタンスが保たれる。

子ども側からも再婚者はあくまでも
ママやパパのパートナーという意識。
(色々なケースがあるので例外ももちろんあるけど)。

そのパートナーは保護者ではあっても親ではない。

離婚の際に取り決めた養育費を成人するまで実父が払い、
離婚をしても定期的に子どもと接し、
子ども側にも誰が自分の親であるかという認識がきちんとある。

感心した。

親の都合で離婚したからと
子ども達が大好きなパパやママと会えなくなるよりも
ずっといい。

ただ、離婚した親同士は子どもを会わせる為に
相手といつも顔を合さなければならない所が
場合によってはきついかもしれない。

離婚した相手とその再婚相手と一緒に子どもを交えて
子どもの誕生日に食事をしたりすることは普通にある。

もしも私が離婚したら、
好きなのに一方的に離婚されたとしたら、
そういう食事会に参加するのは精神的にものすごく
つらいかもしれない。

でも、子どもにとってはいいことだから
親も頑張らないといけないんですね。


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